安心・安全を、安定的に。
これまで私たちは1978（昭和53）年に設立した山元産業（株）を基盤に、（有）三和鶏園と（有）中丹ファームの2社を加えつつ、数十年養鶏業に従事してきました。
その間、事業の中心が雛の育成から採卵へとシフトしていき、現在ではグループ全体で採卵農場とGPセンターの運営に取り組み、パック卵の生産・販売を行っています。
鶏卵は皆さまの暮らしのなかでもごく一般的で、基本的な食材のひとつです。それだけ人々が口にする機会も多い、といえます。だからこそ生き物に関わり食に携わる生産者として、私たちはの責任は決して小さいものではありません。安心・安全につながる管理や取り組みを多角的に実践しつつ高いレベルでの「当たり前」を追求し、お客さまに選ばれる付加価値の高い鶏卵を安定的にお届けしていきたいと考えています。

新たな取り組みを、積極的に。
2020年、私たちは三州食品（株）との資本提携を経て、三州食品グループに仲間入りしました。これにより長期的な経営基盤の強化・安定化を図り、事業を展開していくための礎を得たと考えています。液卵を中心としてきた三州食品グループに対して、私たち長くパック卵をメインに取り扱ってきたことから、将来的にも得意分野を生かしたシナジーを生み出していけるものと期待しています。
また、2023年に入り、兵庫県において2つの養鶏農場の運営に着手しました。これまで京都府内で進めてきた地産地消の考え方を踏襲し、新たな農場でも近隣商圏での販売を計画しています。さらに、大きなトピックスとして、亀岡に最新設備を要する大型のGPセンターの新設があります。これによって、GPセンターでの業務の自動化・効率化が飛躍的に向上。私たちの歩みのなかでも新しい1ページと呼ぶべき転換点になると考えています。